こんにちは、きんかぶるーむです。
今回は近年日本でも話題となってきた「転職」についてお話します。
皆さんも働かれているうちに一度は、
「よその会社ではどうなんだろうか?」「このまま今の会社にいていいのだろうか?」
と思ったことはないでしょうか?
筆者は2023年現在アラサーになりますが、2022年に一度転職を経験しています。
元々前の会社に入社した2年目の時点で転職エージェントに登録し、掲載されている案件などは確認していましたが、
一つの大きな仕事が片付き、私の中で踏ん切りがついたため転職に踏み切りました。
その中で複数の転職エージェントを利用し、内定→転職につながりましたが、
転職活動中に様々な人に出会い、アドバイスをもらいながら考える機会がありました。
中には転職サービスに躊躇する方もいるかもしれませんが、転職サービスを利用することで、幅広い業界や企業の求人情報に簡単にアクセスできるので、
これにより、自分のスキルや経験に合った求人を見つけやすくなります。
また、転職サイトは求人情報を集約しているため、自分で個別に情報を探す手間を省くことができるメリットがあります。
働きながら転職活動をする方にとっては、効率化の面で多大な貢献をすることが挙げられます。
今回は転職エージェントの良し悪しや使うべき理由、使わない方が良い理由について私の実体験を踏まえて述べていきたいと思います。
おすすめの転職エージェント
まず管理人が使用して良かったと感じたエージェントを3つします。
- ビズリーチ
- メイテックネクスト
- タイズ
よく聞く社名からあまり聞かない社名まで、さまざまだと思います。
管理人も物は試しだ!という感覚で様々なエージェントを使用し、使用感を確かめました。
以下で他のエージェントも踏まえて、特徴を紹介していきます。
転職エージェントの種類
転職活動にあたり、多くの転職エージェントに登録、話を聞いてもらいました。
そもそも転職エージェントってなに?
転職エージェントとは、職を探している人(転職を検討している人)と採用する側の企業の仲介を行い、転職活動を支援してくれるサービス、仲介業者のことです。
有名どころでいえば、リクナビNEXT、マイナビエージェント、エン転職、dodaなどが挙げられますね。
私が実際に利用したサービスは以下の6社になります。
- ビズリーチ
- リクナビNEXT
- マイナビエージェント
- doda(デューダ)
- メイテックネクスト
- タイズ
その他にも、Re就活やエン転職などにも登録して使用しましたが、実際に企業への応募含めて使用したのは上記でした。
転職エージェントについては別記事でまとめていますので、以下をご覧ください。
転職の希望としては、「関西地区」で「メーカー」に絞っていたのですが、
6つものエージェントを使用して転職活動を行いました。今思えば比較的多くのサービスを使用したほうではないかと思います。
次項で各エージェントの特徴について解説していきます。
転職エージェントの使い方と各サービスの特徴
6つのエージェントについて、使用して感じた特徴について述べていきます。
ビズリーチ
運用会社であるビジョナルが2021年4月に東京市場に上場し、より知名度を高めたといっても過言ではないサービスです。CMでも有名ですね。
ビズリーチには大きく以下2つの転職ルートがあります。
自分から応募するパターンが少ないのがビズリーチの特徴になります。
- 企業からの直接スカウト
- ヘッドハンター(別の転職エージェントやコンサルタント)からのスカウト
1つ目の企業からの直接スカウトというのは、自分が登録した履歴書、職務経歴書の情報から、企業の関係者(役員や人事)が直接連絡を取ってくるというものです。
ビズリーチではページ上でやり取りができるため、連絡が取りやすくて便利ですね。
企業スカウトの場合は、企業が求めているスキルや職務経歴を満たしており、スポットでの採用にマッチしている可能性が高いので、採用率も高いのではないかと思います。
私も何社か企業スカウトがきて面談を実施しましたが、勤務地の面で折り合いがつかず採用に至りませんでした。
企業スカウトが来た際はぜひ活用していきたいですね。
2つ目のヘッドハンターからのスカウトというのは、ビズリーチに登録している他会社の転職エージェントや特定コンサルタントが連絡を取ってくるというものです。
自分のプロフィール欄に、希望条件(勤務地や職種、分野、年収など)を記載しているので、内容にマッチした採用案件を保有しているエージェントが連絡を取ってくるパターンが多いです。
中にはベンチャー企業からのスタートアップに関するお誘いや、外資系コンサルティング会社からのお誘いなどもあるため、話を聞いてみるのは一つの経験になると思います。
私はメーカー勤務者でしたが、日商簿記の資格(当時は3級)を保有していたので、畑違いの金融系や経理方面での話も聞けて視野が広がりました。
リクナビNEXT、マイナビエージェント、doda
この大手3社のサービスとしては類似している部分があるので、まとめて記載します。
リクナビNEXT、マイナビエージェント、dodaはそれぞれ専属(担当)の転職アドバイザーがつき、転職活動の一つ一つを支援してくれる特徴があります。
流れとしては、サービス登録時に職務経歴書を記載し、転職アドバイザーと面談して希望条件や職務についてヒアリングされたのち、条件に合った企業に応募していく流れになります。
応募する企業については、転職アドバイザーからの推薦かサイトに登録された企業求人に応募するパターンがあります。
大手のエージェントであるため、登録されている求人は非常に多いです。
しかし、検索して登録された企業の情報を見るだけでは、なかなか自分にマッチした案件かどうかを判断するのが難しかったので、転職アドバイザーの紹介はおすすめの求人になりますね。
また、登録者向けの転職セミナーや面談対策などに参加できます。
転職に不慣れな転職活動初期の状態であれば、非常にありがたいサービスですね。
サービスを利用してみての私の個人的な見解になりますが、
大手転職エージェントであり、転職アドバイザーの一人一人が担当している転職希望者が多いため、自分の希望内容や職務内容をそこまで深く理解してくれていないのではないかという印象でした。
メイテックネクスト
エンジニア特化型の転職エージェントです。ビズリーチ経由で出会ったサービスになります。
私自身がメーカー勤務であり、技術系職種で転職活動をしていたので、多く使用させていただきました。
流れとしては、事前に転職アドバイザーに職務経歴書を送付し、転職アドバイザーと面談して希望条件や職務についてヒアリングされたのち、条件に合った企業に応募していく流れになります。
案件数としては、リクナビNEXTなどの大手と比較すると少ないですが、転職アドバイザーが自分の希望にマッチした案件を厳選して紹介してくれる印象でした。
一つの応募ごとに転職アドバイザーの方からのアドバイスやフィードバックをもらえる点、また応募する企業によっては対策をしてもらえる点でも良いサービスだと感じました。(担当アドバイザーの方にもよると思いますが。。。)
タイズ
「メーカー転職ならタイズ」と謳われているように、メーカーの転職に特化した転職エージェントです。こちらもビズリーチ経由で出会ったサービスになります。
関西地区の案件が多くあるので、こちらも多く利用させていただきました。
こちらもメイテックネクストと同様、流れとしては、
事前に転職アドバイザーに職務経歴書を送付し、転職アドバイザーと面談して希望条件や職務についてヒアリングされたのち、条件に合った企業に応募していく流れになります。
事前の面談内容から、自分にマッチした企業をある程度絞り込んだ形で送ってくれるので、参考にしやすかったです。
また、企業に職務経歴書を一度送った段階で、企業側からの特定の経歴について質問があった場合、別途対応してくれるなど、融通が利きやすい面も非常に良いと感じました。(こちらも担当アドバイザーの方にもよると思いますが。。。)
転職エージェントのメリットとデメリット
さて、ここからは転職エージェントを使用するメリットとデメリットについて解説していきます。
メリット
- 職務経歴書を添削してもらえる
- 面接でのサポートが手厚い
- 採用決定後の退職交渉、入社交渉のフォローをしてもらえる
順番に解説していきます。
職務経歴書を添削してもらえる
職務経歴書についてですが、大卒、高卒時の就職活動と同様にまずは一人で作り上げるものになります。
周囲に添削してくれる人がいればいいのですが、なかなか身近にはいないのではないでしょうか。
会社内の人にしてもらうにも、周囲に転職活動の動きがわかってしまうので、現会社に悪影響を与えるリスクがあります。
そこで転職エージェントを利用すると、添削をしてもらえるうえに、第三者の目線でアピールポイントの深堀をしてもらえるのでこれを使用しない手はないですね。
面接でのサポートが手厚い
学卒時の面接では、面接で落ちた際に企業からのメール(俗にいうお祈りメール)でしか連絡がなかったという人が多いのではないでしょうか。
エージェントを利用すると、転職活動での面接のフィードバックをエージェント経由で教えてもらえます。
メールでの連絡では、合否しかわかりませんが、エージェントを利用すればどこが良かったのか、または悪かったのかを教えてもらえます。
フィードバックがあれば、次の企業の面接に生かせるので、この点は非常に良い点と感じました。
また、現職の都合をある程度把握してもらったうえで、面接の日程交渉をしてもらえるため、効率的に面接を予定でき、負担が減ります。
採用決定後の退職交渉、入社交渉のフォローをしてもらえる
採用決定後にハードルとなるのが、現会社との退職交渉です。
上長になかなか言い出せず、ここで二の足を踏んでしまう方も多いのではないでしょうか。
転職エージェントを利用すると、退職交渉の方法や退職手続き、次の会社入社までのフォローをしてもらえます。
上長に言い出すタイミング、伝え方、また退職時期、入社時期など内定獲得後に様々な悩みが生まれると思います。
その都度転職アドバイザーがアドバイスをくれたり、悩みを聞いてくれたりしますので、精神的な負担が減ると感じました。
デメリット
- 面接を受ける企業によっては仲介費がかかるため敬遠される
- アドバイザーにプレッシャーをかけられる
面接を受ける企業によっては仲介費がかかるため敬遠される
転職エージェントを使用すると内定決定後に、内定者の年収の何割かが企業から転職エージェントに支払われます。
企業からすると人件費が割り増しでかかるので、敬遠されるわけですね。
したがって企業からすれば、優秀な人に企業HPサイトから直接応募してほしいのですが、なかなか優秀な人材を集められないので、転職エージェントの仲介が主流になっているわけです。
アドバイザーにプレッシャーをかけられる
転職エージェントに登録して、毎日、毎週のように転職アドバイザーから着信履歴がある人も多いのではないでしょうか。
転職エージェントも転職をしてもらってマージンを得なければならないため、転職希望者にはある程度プレッシャーをかけてきます。
本業が忙しくなければいいのですが、忙しい場合は、非常にストレスになります。(筆者も経験済みです)
転職アドバイザーにも当たりはずれがあり、プレッシャーのかけ具合が違うと思いますが、自分のペースで転職活動をするのが一番なので、惑わされず転職活動をしてほしいですね。
以上がメリットとデメリットになりますが、筆者は転職エージェントを使用したほうが内定獲得に至りやすいと考えています。
自分一人で転職活動のすべてを進めるのは難しく、精神面、肉体面でも負担が大きいですからね。
以上のメリット、デメリットを踏まえて、転職エージェントを有効活用しながら転職活動をするとおのずと良い結果が得られると思います。
転職活動の流れ(筆者の場合)
ここまでで、エージェントの特徴やメリット、デメリットについて述べてきました。
以下では私が経験した転職活動の流れを記載していきます。
- 2021年8-9月頃 転職活動開始 各エージェントに登録、アドバイザーに話を聞いてもらう
- 2021年9-10月頃 職務経歴書のアップデートと企業への応募
- 2021年11月頃 面接実施、内定獲得
- 2021年12月頃 退職交渉
- 2022年3月頃 退職、引っ越し
- 2022年4月頃 次の会社へ入社
筆者の場合は、約4か月程度転職活動を実施しています。
平日は本業が忙しかったため、
土日メインで転職アドバイザーに話を聞いてもらう生活が続きました。
準備段階を考慮すると短期間で終わらないパターンが多いと思います。
したがって転職には数か月かかるという心持ちで、活動された方がよいです。
幸いにも筆者が応募した企業はWeb面接がメインであり、
平日の勤務後にこなせましたので、休みを取らず、
また現地に行かなくて済んだため転職活動はしやすかったです。
Web面接ではイヤホンが必須となります。
ワイヤレスのものもありますが、接続不良などを考慮すると有線が安心です。
Web面接本番で焦らないように事前準備しておきましょう。
ちなみに応募企業は14社、書類通過企業は内7社となっています。
合格率は50%ですね。高いのか低いのかわかりませんが…
マッチしていないと判断されれば容赦なく落とされるのが転職活動だと思います。
これから転職活動をされる方の参考になれば幸いです。
まとめ
今回は私が行った転職活動について説明しました。
- 各転職エージェント毎に特徴があるので、違いを理解することが大切
- 転職エージェントを使用するメリット、デメリットを踏まえて、転職エージェントを使用するのが効果的
- 転職活動は数か月必要
以下で転職活動時に筆者が実際に読んでいた本のリンク先を置いていますので興味があればご覧ください。
転職の思考法では少し小説チックですが、悩める主人公が転職について考える様についてリアル感をもって体験し、自分事として考えることができます。
10年後の仕事図鑑では、今後も必要とされる仕事、必要とされずに減っていく仕事が網羅的に語られており、今の仕事について考えるきっかけになります。
私の場合、「転職」という選択肢の持ちようによって、自分の仕事に対する考え方、取り組み方が変わったと感じましたので、
一度書籍で読まれることをお勧めします。
まずは今このサイトを見て頂いているように「調べること」が第一歩だと思いますので、
視野を広げる意味でも一歩踏み出していただければ幸いです。
また、以下で業界や企業の分析もしていますので、転職の際の企業選びの参考にしてもらえればと思います。
成長企業や業界の決算分析を実施しています。
それではまた。
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