2023年のIPO案件で、投資、資産運用関連会社が2023/4/25に東証グロース市場に上場しました。
【企業名】sbiレオスひふみ(証券コード:165A)(旧企業名:レオスキャピタルワークス、旧登録コード:7330)
他にも多数銘柄がIPOで上場を果たしています。
☆他のIPO銘柄分析⇒こちらから!
早速どのような企業なのか調査し、sbiレオスひふみの特徴を確認していきます。
総合評価
総合評価:X/5点
- 成長性:4点
- 売上高の伸びは堅調
- 独自事業性:3点
- 投資信託運用
- 初値期待値:3点
- 公募価格+33.1%(初値:1730円、公募価格:1300円)
*このブログではIPO銘柄を成長性、独自事業性、初値期待値の3つの観点から評価し、総合評価としています。
*あくまで管理人の独自基準ですので参考程度でご覧ください。
sbiレオスひふみの会社概要
会社沿革
2003年4月: レオス株式会社として設立
2003年9月: レオス・キャピタルワークス株式会社に商号変更
2007年9月: 投資信託委託業の認可取得
2008年10月: 「ひふみ投信」の運用・販売開始
2020年6月: SBIホールディングスの子会社となる
2023年4月: 東京証券取引所グロース市場へ上場
2024年4月: 株式移転によりSBIレオスひふみ株式会社が設立され、持株会社体制へ移行
sbiレオスひふみの事業内容
主な事業は以下の通りです。
1. 投資信託委託業務
2. 投資顧問業務(投資一任契約に係る業務)
「ひふみ投信」「ひふみワールド」などの投資信託を運用・販売しています。
ひふみ投信は毎年のパフォーマンスが比較的良く、組み入れられた銘柄も上昇していることが多いので、個人的には好印象です。
事業展望
1. ファイナンシャル・インクルージョンの実現: 金融サービスの恩恵を全ての人々が享受できる世の中を目指しています。
2. グローバル展開: ニューヨーク拠点の増強を通じて、海外株式投資の強化を図っています。
3. AI時代への対応: ChatGPTなどのAIサービスが世界を変える中、「哲学的な問い」を立てられる人材の育成と、そのような企業への投資を重視しています。
4. M&Aと資本業務提携: 持株会社化により、多様なパートナーとの機動的な提携が可能となり、投資家に多様な投資機会を提供することを目指しています。
5. 若手イノベーターへの注目: 社会課題を解決する若手起業家の台頭に期待し、そのような企業への投資を通じて成長を目指しています。
sbiレオスひふみの業績推移
業績推移は以下の通りです。
売上高は増加傾向にあります。
• 2020年3月期
• 売上高: 60億9986万円
• 経常利益: 14億5200万円
• 2021年3月期
• 売上高: 67億8395万円
• 経常利益: 12億6500万円
• 2022年3月期
• 売上高: 94億7956万円
• 経常利益: 19億6930万円
• 2023年3月期
• 売上高: 96億6023万円
• 経常利益: 16億2588万円
• 2024年3月期
• 売上高: 103億987万円
• 経常利益: 17億9700万円
またIPOでの調達資金の使途としては、以下が挙げられています。
1. システムのUI/UX改善
2. 新NISA対応のためのシステム改修
新nisa対応に合わせた計画的上場だったのかもしれませんね。
まとめ
今回はIPO銘柄sbiレオスひふみについて調査してみました。
- 上場後sbiレオスひふみに銘柄銘変更
- 売上高は継続的に増加
- 投資信託委託業務や投資顧問業務がメイン
上場後も堅調に業績が推移しており、好業績のため投資吟味があります。
上場後に配当性向への言及もあり、長期的な視点でも注目ですね。
今後のさらなる成長に期待です。
☆他のIPO銘柄分析⇒こちらから!
☆IPOのオススメ証券口座⇒こちらから!
それではまた。
コメント