【AI×音・コンサル】Hmcommの業績推移や将来性は?

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こんにちは。

2024年10月のIPO案件で、AI技術活用関連会社が10/28(月)に東証グロース市場に上場します。

【企業名】Hmcomm株式会社、Hmcomm Inc.(証券コード:265A)

初値1128円となり、公開価格の850円を上回りました。

期間(90日or180日)か公開価格の1.5倍でロックアップが設定されているので、上場後しばらくは需給が引き締まっていそうです。

2024年は他にも多数銘柄がIPOで上場を果たしています。

☆他の銘柄分析はこちらのIPOリストからご確認ください。

早速どのような企業なのか調査し、Hmcommの特徴を確認していきます。

この記事でわかること
  • Hmcommの会社沿革と事業内容
  • Hmcommの業績とIPO資金用途
  • Hmcommの将来性
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総合評価

総合評価:3.33/5点

  • 成長性:3点
    • 売上伸び鈍化も黒字化
  • 独自事業性:3点
    • 異音検知AI、音声自動化AIなどAI技術を駆使
  • 初値期待値:4点
    • 公募価格+32.7%

*このブログではIPO銘柄を成長性、独自事業性、初値期待値の3つの観点から評価し、総合評価としています。
*あくまで管理人の独自基準ですので参考程度でご覧ください。

Hmcommの会社概要

会社沿革

年月概要
2012年7月H&Mコミュニケーション株式会社(現 Hmcomm株式会社)(資本金1,000千円)設立
2014年6月Hmcomm株式会社に社名変更
2014年8月国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)により「産総研技術移転ベンチャー」認定
2015年1月The Voice(Business:法人向け)ライセンス販売開始
2016年3月業務報告書自動作成プロダクト「VCRM」をリリース
2016年3月音声データ自動テキスト化プロダクト「VBox」をリリース
2016年9月AI音声認識プロダクト「Voice Contact」をリリース
2017年3月業容拡大に伴い、本社を東京都港区虎ノ門に移転
2017年3月音声認識組み込みプロダクト「VRobot」をリリース
2017年8月総務省関東総合通信局より届出電気通信事業の届出番号を取得
2018年4月ImPACT重介護ゼロ社会実現の音声認識技術応用研究に参画
2018年6月「FAST-D β版(異音・環境音検知)」をリリース
2018年7月業容拡大に伴い、本社を東京都港区芝大門に移転
2018年9月九州地区での業容拡大を目的として熊本AIラボを開設
2019年2月東京都、次世代イノベーション創出プロジェクトに採択
2019年4月AI音声自動応答プロダクト「Terry」をリリース
2019年8月AIコールセンター「VContact Center Lab」本格稼働
2019年8月プライバシーマーク取得(登録番号22000318号)
2019年10月異音検知プラットフォーム開発事業がNEDOの事業に採択
2019年11月熊本AIラボを熊本市中央区桜町に移転
2020年1月ISMS取得(認証番号IS 719254)
2020年2月「FAST-D」を活用した製造業パイプライン診断システムの開発事業がNEDO事業に採択
2020年10月音声AIによるWeb会議の可視化ツール「ZMEETING」を販売開始
2021年6月Hmcomm.XI事業開始
2022年8月異音検知プロダクト「FAST-Dモニタリングエディション」をリリース
2023年5月有料職業紹介事業許可取得(許可番号 13-ユ-315208)
*有価証券報告書より抜粋して作成

Hmcommの事業内容

Hmcommは「AI×音」サイエンス事業を展開しており、主に以下の2つの事業を行っています。

  1. AIプロダクト事業(2023年度売上高比率:69.5%)
    • コンタクトセンター向けAI音声認識プロダクト「Voice Contact」
    • AI音声自動応答プロダクト「Terry」
    • AI議事録自動作成プロダクト「ZMEETING」
    • 異音検知プロダクト「FAST-D」
  2. AIソリューション事業(2023年度売上高比率:30.5%)
    • AI活用や顧客のDX推進等の課題解決をトータルに支援するAI開発・コンサルティング

Hmcommは、音声AIと異音検知技術を核として、以下のような事業展開を目指しています。

  1. 音声認識処理、異音検知・自然言語解析処理を用いたプラットフォームの提供拡大
  2. コールセンターや製造業など、様々な産業分野でのAI技術の応用
  3. 継続的な研究開発による技術革新と新製品の開発
  4. 国内外での事業拡大と新規市場の開拓

Hmcommは、人工知能で音を可視化し、ビジネスの成長をサポートすることで、ヒトと機械の対話を実現し、新しい社会を創造することを目指しています。

コールセンターの自動化などは、今後の人出不足にも対応できそうです。

Hmcommの業績推移

業績推移は以下の通りです。

Hmcomm エイチエムコム 業績推移

売上高・経常利益はゆるやかに増加傾向にあります。

AI技術の発達とともに提供可能な企業数も増加が見込まれますね。

異音検知AIであればメーカーや保守設備の企業への導入が進みそうです。

またIPOでの調達資金の使途としては、人材関連費用、当社プロダクトの研究開発費用、広告宣伝費及び販売促進費に充当する予定のようです。

まとめ

今回はIPO銘柄Hmcommについて調査してみました。

  • 異音検知AI、音声AIなどAIプロダクトで強み
  • メーカーなどで導入が進んでいる背景から事業は追い風

音に特化したAI開発とのことで、独自性はありますね。

インフラの老朽化等も進んできているので、音に関するAI技術は注目を浴びそうです。

上場後の値動きに注目です。

☆他にも多数のIPO銘柄の分析を実施していますのでこちらから確認ください。

☆IPOのオススメ証券口座についてはこちらで紹介していますので、ご覧ください。

それではまた。

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