こんにちは。きんかぶるーむです。
2024年12月のIPO案件で、関連会社が12/26(木)に東証グロース市場に上場します。
【企業名】Visumo(証券コード:303A)
初値、公開価格未定。
期間(90日or180日)か公開価格の1.5倍でロックアップが設定されているので、上場後しばらくは需給が引き締まっていそうです。
2024年は他にも多数銘柄がIPOで上場を果たしています。
☆他の銘柄分析はこちらのIPOリストからご確認ください。
早速どのような企業なのか調査し、Visumoの特徴を確認していきます。
総合評価
総合評価:X/5点
- 成長性:4点
- 独自事業性:5点
- 初値期待値:X点
- 公募価格+%
*このブログではIPO銘柄を成長性、独自事業性、初値期待値の3つの観点から評価し、総合評価としています。
*あくまで管理人の独自基準ですので参考程度でご覧ください。
Visumoの会社概要
会社沿革
設立前の経緯
• 2017年9月: Instagram連携ツール「visumo」のサービス提供開始
この時点では、株式会社ソフトクリエイトホールディングスの一事業として「visumo」サービスが開始されました。
会社設立と成長
• 2019年4月: 株式会社visumoとして正式に設立
visumoは、当初株式会社ecbeingの一事業として展開されていましたが、ビジュアルマーケティング支援に特化した新会社として独立しました。
サービス拡大期
• 2019年: 「visumo social curator」の導入実績が300社を超える
設立から間もない時期に、主力サービスである「visumo social curator」の導入実績が急速に拡大しているようです。
Instagramの普及とともにサービス展開して、上手くハマったようですね。
Visumoの事業内容
visumoは、ビジュアルマーケティングプラットフォーム「visumo」を開発・提供するSaaS企業です。
主な機能は以下の通りです。
• visumo social・snap: SNSからのUGC収集、ウェブサイトへの転載、効果分析
• visumo video: ライブ配信動画のアーカイブ、動画データの一元管理、効果分析
• visumo recommend: AIによるユーザー行動分析とカスタマイズされたコンテンツ表示
2024年9月末時点で、累計導入社数は800社超、アクティブ社数は649社となっています。
グロースにしては導入企業数も多いのではないかと思います。
Visumoの事業展望
visumoは以下の点を重視し、事業拡大を目指しています。
1. ECサイト運営企業からの需要増加に対応
2. ビジュアルマーケティングの総合的なサポート
3. 「誰でも簡単に」デジタル活用ができる世界の創出
市場環境として、国内BtoC向けEC市場は成長を続けており、visumoのサービスへの需要も増加すると予想されています
Visumoの業績推移
業績推移は以下の通りです。
• 2020年2月期:売上高 71,406千円、経常利益 -1,323千円
• 2021年2月期:売上高 178,401千円、経常利益 38,566千円
• 2022年2月期:売上高 343,242千円、経常利益 38,404千円
• 2023年2月期:売上高 522,169千円、経常利益 12,848千円
• 2024年2月期:売上高 678,869千円、経常利益 19,852千円
売上高は急速に増加傾向にあります。
契約社数の増加とともに売上がアップしていそうです。
またIPOでの調達資金の使途としては、以下が挙げられています。
1. サービス品質や性能向上のためのエンジニア職の採用
2. 販促や提案力向上のためのビジネス職の採用
3. 増加人件費への充当
まとめ
今回はIPO銘柄Visumoについて調査してみました。
- 新会社となってから日は浅いが、Instagram系のサービス展開で頭角
- 上場により認知度向上を目指す
Instagram系のサービス展開ということで目新しさの面から人気化するのではないかと感じています。
企業もSNS戦略を重視してきており、サービスの利用促進が見込まれます。
上場後の値動きに注目です。
☆他にも多数のIPO銘柄の分析を実施していますのでこちらから確認ください。
☆IPOのオススメ証券口座についてはこちらで紹介していますので、ご覧ください。
それではまた。
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