【飲食チェーン展開】IPO光フードサービスの業績推移や将来性は?

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【飲食チェーン展開】IPO 138A 光フードサービスの業績推移や将来性は? IPO分析

こんにちは。きんかぶるーむです。

2024年2月のIPO案件で、居酒屋フードサービス関連会社が2/28(水)に東証グロース市場に上場します。

【企業名】光フードサービス、Hikari Food Service Co., Ltd.(証券コード:138A)

初値は5850円となり、公開価格の2660円を119.9%上回りました。

期間(180日)でロックアップが設定されているので、上場後しばらくは需給が引き締まっていそうです。

価格での設定がないことから、株価上昇による突発的な売り出し可能性も低いと想定されます。

2024年2月は他にも多数銘柄がIPOで上場を果たしています。

☆他の銘柄分析はこちらのIPOリストからご確認ください。

2023年12月には同じ飲食業界のラーメンチェーン魁力屋が上場し、人気を集めています。

早速どのような企業なのか調査し、光フードサービスの特徴を確認していきます。

この記事でわかること
  • 光フードサービスの会社沿革と事業内容
  • 光フードサービスの業績とIPO資金用途
  • 光フードサービスの将来性
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総合評価

総合評価:3.33/5点

  • 成長性:3点
    • 売上増加は店舗数次第
  • 独自事業性:2点
    • 独自性は特になし。飲食店FC展開。
  • 初値期待値:5点
    • 公募価格+119.9%

*このブログではIPO銘柄を成長性、独自事業性、初値期待値の3つの観点から評価し、総合評価としています。
*あくまで管理人の独自基準ですので参考程度でご覧ください。

光フードサービスの会社概要

焼き鳥 串焼き 居酒屋

会社沿革

年月概要
2008年4月名古屋市中区に立呑み焼きとん大黒(住吉店)を開店(「立呑み焼きとん大黒」の運営開始)。
2009年12月光フードサービス㈱を設立(名古屋市中区、資本金900万円、3店舗)。
2010年7月名古屋市中川区に本社及びセントラルキッチンを設置。
2011年12月名古屋市中村区に立呑み魚椿(本店)を開店(「立呑み魚椿」の運営開始)。
2015年12月名古屋市熱田区に横浜家系ラーメン金山家(本店)を開店(「横浜家系ラーメン金山家」の運営開始)。
2018年2月㈱SBICより大国ホルモンの事業を譲受け(FC事業「大国ホルモン」の運営開始)。
2018年3月広島県1号店、広島市中区に大国ホルモン(袋町店)をFC店から直営店に変更(2020年9月に、焼きとん大黒(袋町店)に店名変更。)。
2018年10月名古屋市中区に焼きとん大黒(大須観音店)を開店(「焼きとん大黒」の運営開始)。
2021年10月愛知県江南市に焼肉デラックス(江南店)を開店(「焼肉デラックス」の運営開始)。
2022年2月名古屋市中村区に立喰い寿司魚椿(名駅西口店)を開店(「立喰い寿司魚椿」の運営開始)。
2022年11月愛知県津島市にセントラルキッチン(津島)を新設。
*有価証券報告書より抜粋して作成

居酒屋焼きとん大黒から創業し、その後ラーメンや焼き肉などファミリー向けのレストランを展開してきたようです。

愛知県名古屋市を中心に店舗展開しており、2023年11月末時点で、直営店が31店舗・業務委託店が8店舗、フランチャイズ店(FC店)が15店舗にもなっています。

光フードサービスの事業内容

居酒屋 飲食街

光フードサービスは名古屋を本拠地とした飲食店を展開しており、「飲食事業」の単一セグメントになります。

  • 焼きとん大黒
    • 豚を使用した串焼き
  • 立呑み魚椿
    • 旬の海鮮を使用した天ぷら、刺盛りをメインに提供
  • 横浜家系ラーメン金山家
    • 豚骨醤油ベースの中太麺を特徴とするラーメン
  • 焼肉デラックス
    • 「焼肉の食べ放題」をコンセプトに、品目数を3段階(約60、80、95)に分けてコース選択可能

飲食業界はインフレや生活費の上昇により、生活費節約意識の高まりで外食機会が減少し、低価格競争の激化等により、今後も厳しい状況が予想されます

また若者層を中心にアルコール離れもあるため、イベント開催や若者受けする施策が必要ですね。

海外からの観光客が増加しているので、インバウンド客をうまく引き入れることができれば活路になりそうです。

光フードサービスの業績推移

業績推移は以下の通りです。

2018年11月期-2022年11月期の業績推移 光フードサービス

売上高は2022年11月期に増加傾向に転じています。

コロナ禍が空け、客足が戻ったことが影響していそうです。

また、直近の店舗数としては以下の推移となっています。

直営店業務委託店FC店合計
2016年11月期122014
2017年11月期121013
2018年11月期177731
2019年11月期1710936
2020年11月期21111244
2021年11月期26111451
2022年11月期3171452
2023年11月末3181554
有価証券報告書より抜粋して作成

店舗数としてはコロナ禍の影響が出てきた2021年からさほど増加していませんが、今後は増加が見込まれますね。

またIPOでの調達資金の使途としては、新規出店費用や運転資金に充当されるようです。

今後の需要増加に合わせて、店舗数を増やしていく計画のようですね。名古屋以外での拡大が進めばスピードを上げて売上高が上昇していきそうです。

まとめ

居酒屋 ビール チェーン店

今回はIPO銘柄光フードサービスについて調査してみました。

  • 居酒屋から発祥し、ラーメンや焼き肉など多種類を展開
  • 成長のカギは他地域での店舗拡大

日本の飲食店は根強い人気がありますので、知名度が向上すればおのずと人気化するのではないかと感じています。

上場後の値動きに注目です。

☆他にも多数のIPO銘柄の分析を実施していますのでこちらから確認ください。

☆IPOのオススメ証券口座についてはこちらで紹介していますので、ご覧ください。

それではまた。

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