【1990年代生まれ】ミレニアル世代、Z世代の共通点とは?世代関連銘柄

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こんにちは。きんかぶるーむです。

今回は、ミレニアル世代、Z世代を中心に各世代の共通点や特徴の違いについて、調査していきたいと思います。

2022-2023年になって、良くも悪くもSNS動画やタイパ重視などZ世代に関する話題が多く出てきました。

Z世代を筆頭に若者がスマートフォン、PCなどの電子機器を使い、世の中に影響を与え始めていることがうかがえますね。

筆者は大きなくくりの中ではミレニアル世代として、分類されているようですが、正直なところ各世代の違いなどあまり意識せずに生きてきました。

2023年現在の日本社会では、X世代(バブル世代や就職氷河期世代)が役職についたりリーダークラスになり、会社を引っ張っているようですが、次世代に目を向けた時、彼らの考え方、打ち出す方針が必ずとも正解とは限りません

有用な技術が多く普及し、モノやサービスについて、時代の移り変わりのスピードが激しい状況も影響していると考えられます。

若者に分類される20-30代には、デジタル技術に精通しネット中心の生活をしていること、タイムパフォーマンスを重視すること、多様な価値観を尊重することが大きな特徴として挙げられます。

したがって今回は、各世代の考え方の共通点や特徴について解説していき、最後に今後を担うミレニアル、Z世代の関連銘柄についても触れていきます。

この記事でわかること
  • 各世代の呼び方
  • ミレニアル世代、Z世代の特徴と共通点
  • Z世代向け 投資の考え方
  • ミレニアル世代、Z世代関連銘柄
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各世代の呼び方と生まれ年

バルブ経済崩壊を受けてショックを受ける

基本的に生まれ年によって各世代の分類がされており、1960年以降でまとめたものが以下になります。
*区切りの年数は諸説あり

各世代の生まれ年ごとの呼び方年表 バブル、就職氷河期、ミレニアル、Z、α、ゆとり世代
各世代の生まれ年ごとの呼び方年表 (筆者作成)

1960年以降の分類では、大きく分けてバブル、就職氷河期、ミレニアル、Z、αの5つの世代になります。
*ゆとり世代はミレニアル世代、Z世代にまたがっているようなので、今回は除外

ミレニアル世代、Z世代と聞いてもなかなかピンとくるかたは多くないと思います。

このネーミングの由来は、1960-1980年ごろに生まれた人を米国でX世代と呼んだことにはじまっており、1980-1995年ごろに生まれた人をミレニアル世代(Y世代)、1995-2010年ごろに生まれた人をZ世代とただアルファベット順に呼んでいるだけのようです。

馴染みなく急にZ世代と呼ばれているので、疑問に持たれていた方もたくさんいると思いますね。

ここからは各世代の特徴について述べていきます。

バブル世代、就職氷河期世代は2023年現在では40-50代になっているため、今の企業の中核を担っているのがこの世代の人々というわけですね。

バブル世代の特徴としては、日本が高度経済成長期にあり、好景気が続いたバブルの時代に企業に採用されている点が挙げられます。

好景気にあったため、働けば働くほど成果にもつながりやすく、長時間労働についても現在ほど規制がなかったため、苦にならない人が多いです。

今の時代では残業規制を行っている企業も多く、効率重視で業務をこなしていく必要もあるため、個人的にはあまり好まない考え方です。

ライフワークバランスを重視する時代にも逆行していますね。

就職氷河期世代の特徴としては、バブル経済がはじけ、景気が後退している時期に企業求人が大きく絞られたため、正社員での仕事が得られなかった人が多いことが挙げられます。

この時代の中で正社員雇用された人は、かなりの高倍率を潜り抜けて雇用されているため、私の知る限りでは優秀な人物が多い印象です。

しかし、正社員雇用された人でも、入社後の業績悪化によるリストラなどが身近にあったため、危機意識が高い点でも知られています。

もし経営陣がバブル世代の考え方から刷新されていなければ、人も集まりにくいでしょうし、なかなか仕事の効率も上がらず、企業が低迷する原因になり得ると考えられますね。

これからを担うミレニアル世代とZ世代の特徴や違い

ミレニアル世代とZ世代にまたがるゆとり世代

上で述べた世代に続いて、今後の世界を担っていく存在である、1980年代、1990年代、2000年代に属するミレニアル世代とZ世代の特徴についても述べていきます。

ミレニアル世代(1980-1995年ごろ生まれ)

ミレニアル世代の特徴はなんといっても、小さい頃にIT革命が起こり、パソコンや電話技術、インターネットの普及、進化とともに成人していることが挙げられます。

リアルに加え、ネット上でのつながりを知っているので、多様な価値観を受け入れる基盤があります。

また、日常の困りごとは、本ではなくインターネットの検索サイトを中心に調査する傾向にあります。

ミレニアル世代の親世代とは異なり、通信機器を使いこなすため、ギャップを経験することも。

私も両親や祖父母にパソコンや携帯電話、スマートフォンの使い方や設定を教え、一緒に行ってあげた経験もあります。

このような経験をされたミレニアル世代も多いのではないでしょうか。

モノの購買行動に対しても、現物を見ずにネットで購入することに抵抗がなく、技術の進化を享受した世代とも言えます。

時間効率を重視する傾向もありますね。

個人情報に対しても、行政や銀行のハンコ主義や現物確認主義に異議を唱え、デジタル技術を駆使し、ネットでの処理やマイナンバーカードを用いたプロセス効率化の促進にも貢献できる世代と考えられます。

Z世代(1995-2010年ごろ生まれ)

Z世代の特徴としては、デジタルネイティブである点です。

生まれた時からインターネットが普及し、Iot家具家電も整っていることから、ネットがない生活を体験していない世代とも言えます。

SNSを使用するのが当たり前で、デジタル空間でつながっているという意識があり、様々な人種との接点が多いため、多様な価値観を受け入れやすいです。

自分の個を大事にし、人と異なっていても問題ない傾向がありますが、自分を認めてもらいたいので、承認欲求が強い点も特徴です。

着用する衣服や、持ち物でもブランド物や人気度を重視するのではなく、自分に合ったものかどうかを重視します。

また、情報を手に入れやすい環境にあるため、情報の取捨選択の面でタイムパフォーマンスを重視する傾向にあります。

Z世代の方々からも新社会人になられる方が出てきていますが、2020年から感染拡大がはじまったコロナウイルスの影響を非常に大きく受けた世代とも言えます。

小、中学校に行けず、友人に会えなかったり、素顔を見ぬまま卒業を迎えてしまったりするなど、他の世代とは異なる学生時代を過ごしています。

また大学生の中には、ほとんどキャンパスに行けず、リモート授業ですべてが終わってしまったりと実験も十分にできぬまま過ごされた方もいると思います。

エクセルやパワーポイントの使い方、実験の進め方などの基本的な技術の習得が不十分なまま社会人になられる方が多いと思いますので、受け入れる側の企業はその点を熟知して採用活動を行い、育成にあたる必要がありますね。

Z世代のための投資入門:未来を築くための第一歩

現在世代は、先進的なテクノロジーに取り囲まれ、新しいチャンスや挑戦に満ちています。

そして、適切な知識と意思決定ができれば、投資は私たちの未来を築くためのパワフルなツールとなり得ます。

投資とは

投資とは何かを簡単に説明しましょう。

投資とは、あなたの資金を将来的な利益や成果を得るために使用することです。

これにはさまざまな方法がありますが、株式、債券、不動産、および仮想通貨などの資産クラスに投資することが一般的です。

Z世代が投資を考えるべき理由

なぜZ世代が投資を考えるべきなのでしょうか?

現在の若手世代は将来的な財政的安定を確保するために、早期に投資を始めることが重要です。

なぜなら時間は私たちの味方であり、若いうちから投資を始めることで、複利効果を最大限に活用することができるからです。

毎月少額を投資する習慣を持つことで、長期的な資産形成を実現できます。

投資の始め方

では、どのように投資を始めるべきでしょうか?

まず第一に、自分自身の財務状況を理解することが重要です。

収入、支出、および借金の状況を把握し、将来の目標に基づいて予算を立てることが必要です。

また、緊急時のための備えや借金の返済など、投資以外の財務計画も考慮する必要があります。

株式投資の証券会社について

投資にあたり、株式投資をする場合は証券会社の設立が必要です。

手数料や証券会社の規模から選択する必要がありますが、以下でおすすめの証券会社を紹介します。

上記は通常の株式投資に加えて、新規公開株(IPO銘柄)を扱っており、

IPO抽選参加することが可能です。

資金を有効に使用するという点でも魅力ある証券会社となっていますので、ぜひ口座開設を検討ください。

投資のリスクについて

投資を始める際には、リスク管理も考慮が必要となります。

投資は市場の変動により元本を失う可能性があるため、リスク分散が重要です。

これは、複数の資産クラスや異なる投資商品への分散投資を意味します。

リスクを最小限に抑えながら、潜在的なリターンを最大化するために、ポートフォリオのバランスを保つことが重要となります。

ミレニアル、Z世代関連銘柄

ミレニアル、Z世代に共通の特徴をまとめると以下のようになります。

  • デジタル技術に精通しネット重視(SNS、検索ツール活用)
  • タイムパフォーマンスを重視
  • 多様な価値観を尊重し、個を大事にする

各特徴がどのような形で企業に貢献されるのか、または企業がターゲットとしているかが焦点ですね。

・デジタル技術に精通しネット重視(SNS、検索ツール活用)
SNSを使用したマーケティング(インフルエンサーの活用)
AIを利用した検索エンジン、おすすめ機能

タイムパフォーマンスを重視
デジタル技術を活かした業務プロセスの効率化(DX化)

・多様な価値観を尊重し、個を大事にする
企業の存在意義への共感(周囲とのつながりの明確化、SDGs、環境配慮、IR(投資家向け情報)周知)

以下に関連企業のコードと事業内容、サービスの概要を記載します。

企業コード 企業名 関連商品、サービスの概要
8174 日本瓦斯株式会社 ガス直売り会社。経済産業省DXグランプリ2022。ニチガスストリーム、ニチガスツインonDL(ディープ・ラーニング)を駆使して、自社のみならず、関連会社を巻き込んでDX化を促進。暗号化技術を実装し、安全にデータ活用が可能。
4519 中外製薬株式会社 大手医療用医薬品メーカー。経済産業省DXグランプリ2022。AIを活用した新薬創出で創薬プロセスの自動、省人化でコスト削減を図る。スマートウォッチなどのウェアラブルデバイスを用いて、生体状態の可視化、疾患の発症予測などを図る。またビッグデータを活用することで、患者一人一人に合った治療提供を試みる。
3923 ラクス クラウドサービス(Saas)会社。交通費・旅費・経費精算システムの「楽楽精算」、メール共有・管理クラウドの「メールディーラー」、電子請求書発行システム「楽楽明細」によりバックオフィス業務・フロントオフィス業務を支援。
6752 パナソニック 国内トップの総合エレクトロニクスメーカー。自動調理鍋、電気圧力鍋、きれいにしわを伸ばせるアイロンやスチーマー、乾燥機付き洗濯機など時短電化製品で生活支援。
4482 ウィルズ IR支援会社。株主管理プラットフォーム(ブロックチェーン技術を活用)提供により上場企業を支援。上場企業向け「IR-navi」は株主状況の把握、投資家のターゲティング、IR業務の効率化を提供する創業来の基盤サービス。
6035 アイ・アールジャパンホールディングス 株主、投資家等のマーケット活動を専門としたコンサルティング会社。株主判明調査は国内トップシェア。説明会関連、IR人材教育、株式公開関連、未上場企業向けサービス、アナリスト・機関投資家向けのサービスを提供。

Z世代が注目するであろう企業と、Z世代に影響しそうな関連サービスを上げてみました。

2024年から新NISAが施行されるので、既存の投資家だけでなく、Z世代の投資先にも注目が集まりますね。

企業の環境配慮も関連企業として考えられ、ESGに関する記事は以下で発信していますので、興味があればぜひご覧ください。

まとめ

今回はミレニアル世代、Z世代について取り上げてみました。

ミレニアル、Z世代に共通の特徴
 ・デジタル技術に精通しネット重視(SNS、検索ツール活用)
 ・タイムパフォーマンスを重視
 ・多様な価値観を尊重し、個を大事にする

経営陣やマネジメント層、また採用に関わる人材は、各世代の特徴を詳しく理解して日々の業務、人員配置、今後の企業の方針決定に取り組む必要がありそうです。

それではまた。

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