こんにちは、きんかぶるーむです。
2024年3月のIPO案件で、投資学習支援関連会社が3/29(金)に東証グロース市場に上場します。
【企業名】グリーンモンスター、Green Monster Inc.(証券コード:157A)
初値:1700円
公開価格:980円(+720円、+73.5%)
期間(90日or180日)か公開価格の1.5倍でロックアップが設定されているので、上場後しばらくは需給が引き締まっていそうです。
2024年3月は他にも多数銘柄がIPOで上場を果たしています。
☆他の銘柄分析はこちらのIPOリストからご確認ください。
早速どのような企業なのか調査し、グリーンモンスターの特徴を確認していきます。
総合評価
総合評価:3.67/5点
- 成長性:2点
- 売上高横ばい
- 独自事業性:5点
- 投資学習、デモ体験アプリサービス提供
- 初値期待値:4点
- 公募価格+73.5%
*このブログではIPO銘柄を成長性、独自事業性、初値期待値の3つの観点から評価し、総合評価としています。
*あくまで管理人の独自基準ですので参考程度でご覧ください。
グリーンモンスターの会社概要
会社沿革
年月 | 概要 |
2013年7月 | インターネット広告代理事業を主な目的として、東京都渋谷区にて設立 |
2014年6月 | 株式投資初心者向けの学習アプリ「株初心者説明書」をリリース |
2016年11月 | FX初心者向けの学習アプリ「まるまるFX」をリリース |
2018年1月 | FXデモトレードアプリ「FXなび」をリリース |
2018年7月 | 「FXなび」のTVCMを開始 |
2019年9月 | 株式投資デモトレードアプリ「株たす」をリリース |
2020年5月 | マネープランシミュレーションアプリ「トウシカ」をリリース |
2021年12月 | 暗号資産デモトレードアプリ「暗号資産なび」をリリース |
2022年5月 | 人工知能(AI)を使った投資自動売買サービスを手掛ける株式会社efitと資本業務提携 |
2022年12月 | ファイナンシャルプランニング(FP)サービスを提供する株式会社FPコンサルティング(現連結子会社)、FPに関する実行支援サポート、FPに関する研修・教育サービスを提供する株式会社FPCソリューションズの全株式を取得 |
2023年3月 | 一般社団法人全国銀行協会と共同で、家計管理・株式投資デモトレードアプリ「まねらん」をリリース 野村ホールディングス株式会社と共同で「つみたて投資学習アプリ Powered by トウシカ」をリリース |
2023年10月 | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社が同社専用の従業員向けの投資学習アプリとして「株たす」を採用 |
2023年11月 | 「株たす」にて、米国株のデモ取引機能をリリース |
投資関係のサービス展開で2013年に設立されています。
近年の新NISA開始や投資熱により、今後もサービス拡大していくことが見込まれますね。
グリーンモンスターの事業内容
「おかねに対する意識と行動を変える。」をミッションに掲げ、FX、株式投資、資産形成について、ゲーム感覚のデモトレードやシミュレーションを通して体験型で学習できるスマートフォン向けアプリの開発・運営を行っています。
主なサービスは以下になります。
- FXなび
- トウシカ
- 株たす
グリーンモンスターの業績推移
業績推移は以下の通りです。
売上高はほぼ横ばい傾向にあります。
利益率も低下気味になりますので、新NISA開始でどれだけ巻き返せるかがポイントになりそうです。
またIPOでの調達資金の使途としては、
まとめ
今回はIPO銘柄グリーンモンスターについて調査してみました。
- 投資関係の情報サービスやデモトレードシステムで事業拡大
- 成長のカギは投資未経験者の引き込み
2023年の調査において特に20代・30代・40代では約70%が「今後の資産運用意向がある(「したい」「ややしたい」)」と回答していることから、日本全体が投資に関心を寄せていることがわかります。
目新しさの面から人気化するのではないかと感じています。
上場後の値動きに注目です。
☆他にも多数のIPO銘柄の分析を実施していますのでこちらから確認ください。
☆IPOのオススメ証券口座についてはこちらで紹介していますので、ご覧ください。
それではまた。
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