【FC展開24hフィットネス】フィットイージーの業績や将来性は?

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【FC展開24hフィットネス】212A フィットイージーの業績や将来性は? IPO分析

こんにちは、きんかぶるーむです。

2024年7月のIPO案件で、フィットネスクラブ関連会社が7/23(火)に東証スタンダード市場に上場します。

【企業名】フィットイージー(証券コード:212A)

公開価格は990円で、公開価格を223円(22.5%)上回る1213円で初値をつけました。

期間(180日)でロックアップが設定されているので、上場後しばらくは需給が引き締まっていそうです。

スタンダード市場への上場になりますので、比較的業績が安定していると想定されます。

2024年7月は他にも多数銘柄がIPOで上場を果たしています。

☆他のIPO銘柄分析⇒こちらから!

カーブスや247、チョコザップなど競合他社は多いのがフィットネスクラブの特徴になっています。

早速どのような企業なのか調査し、フィットイージーの特徴を確認していきます。

この記事でわかること
  • フィットイージーの会社沿革と事業内容
  • フィットイージーの業績とIPO資金用途
  • フィットイージーの将来性
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総合評価

総合評価:4/5点

  • 成長性:5点
    • 会員数の増加とともに破竹の勢い
  • 独自事業性:4点
    • トレーニングジムに付加価値
  • 初値期待値:3点
    • 公募価格+22.5%

*このブログではIPO銘柄を成長性、独自事業性、初値期待値の3つの観点から評価し、総合評価としています。
*あくまで管理人の独自基準ですので参考程度でご覧ください。

フィットイージーの会社概要

ジム 筋トレ

会社沿革

年月概要
2018年7月フィットイージー株式会社 設立
2018年9月1号店から4号店を同時にオープンし、AI顔認証の導入
2018年12月リアル及びバーチャル空間でレッスンが受けられるスタジオ「FIT-AERO」の導入
2018年12月リアル及びバーチャル空間でレッスンが受けられる暗闇バイク「FIT-RIDE」の導入
2019年9月高濃度酸素ルームの導入
2019年10月ボルダリングマシンの導入
2020年5月スマート入会の導入
2020年6月熱感知システムの導入
2021年2月株式会社ファミリーマートよりフィットネスクラブ事業(FIT&GO)の5店舗を譲受
2021年9月高機能タンニングマシンの導入
2022年2月インドアシミュレーションゴルフ「FIT-GOLF」の導入
2022年5月日本フィットネス産業協会(FIA)の「FIA 加盟企業施設認証制度」の認証を全店舗で取得
2022年5月サブスク型プロテインサーバーの導入
2022年5月サブスク型水素水サーバーの導入
2022年8月コワーキングスペース「FIT-LOUNGE」の導入
2022年9月100店舗達成(FC店含む)
2022年9月サウナサービス「FIT-SAUNA」の導入
2022年12月レーシングシミュレーター「FIT-RACE」の導入
2023年3月セルフエステの導入
2023年4月テニス「FIT-TENNIS」の導入
2023年4月フットサル「FIT-FUTSAL」の導入
2023年4月岩盤浴「ホットヨガ」の導入
2023年10月会員数100,000人を達成(FC店含む)
2024年3月150店舗達成(FC店含む)
*有価証券報告書より抜粋して作成

フィットイージーは、24時間365日営業のアミューズメントフィットネスクラブです

2024年5月末時点で、全国に158店舗(直営25店舗、FC133店舗)を展開し、会員数は12万人を超えています

フィットイージーの事業内容

トレーニング

企業理念である、MISSION“新たなフィットネス文化の創造で世界を変えていく”を掲げ、VISION“FITYOUR STYLE、FIT-EASYでは安心安全で楽しく利用できるトレーニング環境を提供し、サービス展開しています。

運動を続けることの重要性・人々の新たなる生活基準に沿った生活スタイルを提案するために、フィットネストレーニング機器のみならず、

アミューズメント要素を取り入れたアミューズメントフィットネスクラブ「フィットイージー」を日本全国に事業展開しています。

フィットイージーの特徴

  • アミューズメントフィットネスクラブ
  • AI顔認証
  • 出店戦略
  • FC運営
  • 直営店のFC店化
  • 店舗運営コストの削減
  • 信頼感と安心感
  • 五感で楽しむ空間

創業以降、店舗撤退・閉鎖(試験的に運営した店舗を除く)の実績はなく、効果的な出店ができているものと想定されます。

フィットネストレーニング以外の魅力

  • スタジオ
  • 高濃度酸素ルーム
  • ゴルフ
  • ラウンジ
  • サウナ
  • ドライブシミュレーター
  • セルフエステ
  • テニス
  • フットサル

ライザップに先駆ける内容ですね。勢いとしてはチョコザップに劣るものの、追加サービスの多さは魅力的ですね。

単なるフィットネスクラブに留まらない、ライトユーザー層を取り込んでいそうです。

フィットイージーの業績推移

業績推移は以下の通りです。

フィットイージー 業績推移

売上高・経常利益は急速に増加傾向にあります。

会員数の増加の影響を受けてか、直近2023年10月期の利益率は20%に迫る水準となっています。

基本サブスク形式なので、固定費は変わらず、1拠点の会員数が増えれば増えるほど売り上げも利益も上昇していきますね。

経営戦略としては以下の3つが挙げられています。

  1. AIによるパーソナルトレーニング
    • 6つのトレーニングコース,継続性や顧客満足度の向上
  2. AI顔認証データとAIカメラによるコーチング
    • AIカメラでトレーニングの内容をデータ化、マイページに自動表示する仕組み
  3. 海外進出
    • 現会員の渡航の多い国や日本人の居住の多いエリアを第一候補としてグローバル市場への進出を目指す

海外展開は競合が多数いそうですが、日本独自の良さを取り入れるとウケるかもしれませんね。

またIPOでの調達資金の使途としては、備投資資金、人材投資資金、借入金の返済が挙げられています。

フィットイージーは現在、フランチャイズによる出店が主力となっているので、上場により企業の信頼性が高まることで、フランチャイズ加盟店の獲得がさらに加速するかもしれませんね。

まとめ

トレーニングセット サッカー エクササイズ

今回はIPO銘柄フィットイージーについて調査してみました。

  • 設立から6年のスピード上場
  • ターゲットはライトユーザー層の獲得
  • 成長のカギはAI活用と海外展開

247やライザップグループが強力なライバルになりますが、独自のサービスで優位性がありますね。コロナ禍からも復帰し、トレーニング市場も活況です。

上場後の値動きに注目ですね。

☆他のIPO銘柄分析⇒こちらから!

☆IPOのオススメ証券口座⇒こちらから!

それではまた。

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