【AI・統合型ソフトウェア】ハンモック 173Aの業績や将来性は?

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【AI・統合型ソフトウェア】ハンモック 173Aの業績や将来性は? IPO分析

こんにちは、きんかぶるーむです。

2024年4月のIPO案件で、ソフトウェア関連会社が4/11(木)に東証グロース市場に上場します。

【企業名】ハンモック、Hammock Inc.(証券コード:173A)

初値は2160円となり、公開価格の2060円を100円(+4.85%)上回りました。

期間(180日)でロックアップが設定されているので、上場後しばらくは需給が引き締まっていそうです。

2024年4月は他にも多数銘柄がIPOで上場を果たしています。

☆他の銘柄分析はこちらのIPOリストからご確認ください。

早速どのような企業なのか調査し、ハンモックの特徴を確認していきます。

この記事でわかること
  • ハンモックの会社沿革と事業内容
  • ハンモックの業績とIPO資金用途
  • ハンモックの将来性
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総合評価

総合評価:2.67/5点

  • 成長性:3点
    • DX、AIソリューション提供で右肩上がり
  • 独自事業性:3点
    • 独自性は特になし。ダブルのAIソリューションに期待。
  • 初値期待値:2点
    • 公募価格+4.85%

*このブログではIPO銘柄を成長性、独自事業性、初値期待値の3つの観点から評価し、総合評価としています。
*あくまで管理人の独自基準ですので参考程度でご覧ください。

ハンモックの会社概要

DVD デバイス 記憶媒体

会社沿革

年月概要
1994年4月東京都新宿区高田馬場に株式会社ハンモック設立
1994年12月米Cardiff社(現Opentext.inc)のFAX/スキャナー対応OCRソフト「TeleForm」提供開始
2000年4月統合型IT運用管理ツール「AssetView」提供開始
2005年12月高機能FAXサーバ「RightFax日本語版」提供開始
2005年12月株式会社日立ソリューションズの情報漏洩対策ソフトウェア「秘文」シリーズに「AssetView」のOEM提供開始
2010年5月2つのOCRエンジンを搭載した「WOCR」提供開始
2014年4月営業支援ツール「ホットプロファイル」提供開始
2015年10月帳票データ化OCRソフト「AnyForm OCR」提供開始
2018年6月「AssetView」のクラウド版「AssetView CLOUD」提供開始
2020年10月マルウェア対策ツール「AssetView Vplus(エンドポイントセキュリティ)」提供開始
2021年5月「オンライン名刺交換」の特許を取得(特許第6856960号)
2021年7月クラウド型データエントリーサービス「WOZE」提供開始
2021年11月株式会社NTTドコモに営業支援ツール「ホットプロファイル」のOEM提供開始
2022年11月クラウド型データエントリーサービス「WOZE」にダブルAI OCRを搭載し、提供開始
*有価証券報告書より抜粋して作成

1994年に創立され、FAXやスキャナーの通信事業から統合型ITツールにサービスの幅を広げ、その後はオンライン名刺交換、セキュリティなどを搭載したクラウド型の統合サービスに切り替わっています。

2021年にドコモに営業支援ツールを提供した実績があります。

AIにも関わっており、テーマ性は抜群ですね。

ハンモックの事業内容

プログラミング AI IT

「組織を強くするIT環境をすべての人へ」をミッションに顧客の課題、ニーズ、困りごとをITで解決するためのサービスを展開しています。

以下3つの事業で成り立っており、顧客の経営課題を解決し、業務の生産性・信頼性を向上させ、企業価値の向上を図ることを目指しています。

  • ネットワークソリューション
    • PCやPCネットワーク等の管理を行うIT資産管理やセキュリティ対策等の業務領域
  • セールスDXソリューション
    • SFA/CRM、MA等の営業支援の業務領域
  • AIデータエントリーソリューション
    • データエントリーの業務領域

顧客は民間企業から官公庁までおり、事業規模も大手から中小企業まで幅広く導入されていることから汎用性の高いサービスであることがわかります。

また業種を問わず必要とされる業務領域を支援していることから、幅広い業種で導入されていることも特徴です。

ハンモックの業績推移

業績推移は以下の通りです。

ハンモック 業績 2019年3月期-2023年3月期 売上高 経常利益

売上高・経常利益は増加傾向にあります。

コロナ禍の影響を受けて2021年期は赤字になっているものの、その他は黒字化しており、利益率も直近は12%超えとなっています。

今後の戦略としては、安定した利益を継続して確保しているネットワークソリューションを主軸に、セールスDXソリューションの成長を加速させ、AIデータエントリーソリューションの新技術となるダブルAI OCRの売上拡大を目指していくようです。

きんかぶくん
きんかぶくん

ダブルAI OCRとは、異なった機械学習方法により特性の異なる2つのAI OCRを搭載したもののようです。応用性が広がったAIのようですね。

またIPOでの調達資金の使途としては、事業の拡大に伴う人件費及び外注費、顧客獲得や認知度向上のための広告宣伝費等に充当されるようです。

これからの業績拡大にはまず認知度の向上が不可欠でしょうね。

まとめ

ラップトップPC IT化

今回はIPO銘柄ハンモックについて調査してみました。

  • 1994年創業でITツールに強み
  • AI関連でのサービス拡充
  • 成長のカギは知名度向上

AIサービスは時流にも乗っており、注目度は高いです。

安定したネットワークソリューション事業から他の事業への投資分が出てくると一気に化ける可能性もありますね。

上場後の値動きに注目です。

☆他にも多数のIPO銘柄の分析を実施していますのでこちらから確認ください。

☆IPOのオススメ証券口座についてはこちらで紹介していますので、ご覧ください。

それではまた。

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