【Zoffブランド】インターメスティックの事業内容や将来性は?

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こんにちは。きんかぶるーむです。

2024年10月のIPO案件で、メガネ関連会社が10/18(金)に東証プライム市場に上場します。

【企業名】インターメスティック、INTERMESTIC INC.(証券コード:262A

初値、公開価格未定。

期間(180日)でロックアップが設定されているので、上場後しばらくは需給が引き締まっていそうです。

2024年は他にも多数銘柄がIPOで上場を果たしています。

☆他の銘柄分析はこちらのIPOリストからご確認ください。

東証プライム市場上場で知名度や企業規模は抜群です。

早速どのような企業なのか調査し、インターメスティックの特徴を確認していきます。

この記事でわかること
  • インターメスティックの会社沿革と事業内容
  • インターメスティックの業績とIPO資金用途
  • インターメスティックの将来性
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総合評価

総合評価:X/5点

  • 成長性:4点
    • 売上高伸び率〇
  • 独自事業性:3点
    • 眼鏡販売
  • 初値期待値:X点
    • 公募価格+%

*このブログではIPO銘柄を成長性、独自事業性、初値期待値の3つの観点から評価し、総合評価としています。
*あくまで管理人の独自基準ですので参考程度でご覧ください。

インターメスティックの会社概要

会社沿革
• 1993年3月: 株式会社ガリレオクラブ(現株式会社ゾフ)を設立
• 1993年5月: 株式会社インターメスティックを設立
• 2001年2月: Zoff1号店を下北沢にオープン
• 2017年4月: Zoff200店舗を達成
• 2020年12月: Zoff300店舗を達成

*有価証券報告書より抜粋して作成

インターメスティックの事業内容

インターメスティックは、SPA方式にてメガネ及びメガネ小物の企画から販売までを一貫して行っています。

SPA方式は卸売業者を挟まないビジネスモデルであり、以下のメリットがあります。

  • 販売と企画の間に情報の乖離がなく顧客情報を即座に企画に反映
  • 商品開発から生産をスピーディに対応
  • 中間マージンを省略

高い利益率を確保できますね。

主な事業内容は以下の2つになります。


1. 眼鏡レンズ、眼鏡フレーム、サングラスの製造販売及び輸出入
2. 眼鏡・コンタクトレンズのケース、クリーナーその他の眼鏡・コンタクトレンズ付属品の製造販売及び輸出入


「Zoff」ブランドを展開し、2024年7月末現在で国内303店舗を運営しています。

CMでもよく見かけますが、他社との差別化要素が気になる点ですね。

ECにも力を入れており、リアル店舗とWEB双方でシームレスなサービス・体験を提供できる点が特徴になります。

事業展望

インターメスティックは、以下の事業展望を持っています。

  1. 国内アイウェア市場におけるシェア拡大: 現在のシェアは14.7%であり、さらなる拡大を目指しています。
  2. 海外展開: すでにシンガポールや香港に進出しており、さらなる海外展開を視野に入れています。
  3. 新技術・新商品の開発: ブルーライトカットレンズの無料提供など、顧客ニーズに合わせた新しい商品開発を続けています。
  4. デジタル戦略の強化: オンラインストアの運営やデジタルマーケティングの強化を通じて、顧客接点の拡大を図っています。
  5. 持続可能な社会への貢献: 環境保護活動や社会貢献活動にも積極的に取り組んでいます。

海外展開はすでに開始されており、アジア圏での展開が主となっています。

インバウンドでの消費がどの程度か気になるところです。

ジャパンアイウェアホールディングス(証券コード:5889)のように日本のモノづくりを前面に押し出していくスタイルであれば今後の需要はより一層高まりそうですね。

インターメスティックの業績推移

業績推移は以下の通りです。

売上高の推移
2020年12月期: 13,270百万円
2021年12月期: 15,124百万円 (前期比14.0%増)
2022年12月期: 35,885百万円 (連結決算に移行)
2023年12月期: 39,875百万円 (前期比11.1%増)
2024年12月期(予想): 43,489百万円 (前期比9.1%増の見通し)


経常利益の推移
2020年12月期: 2,445百万円
2021年12月期: 2,895百万円 (前期比18.4%増)
2022年12月期: 2,664百万円 (連結決算に移行)
2023年12月期: 3,427百万円 (前期比28.6%増)
2024年12月期(予想): 4,036百万円 (前期比17.8%増の見通し)

インターメスティック 業績推移

売上高・経常利益は増加傾向にあるようですね。

2022年12月期の連結決算移行後は大きく値を伸ばしています。

利益率の面でも8%強ありますので、メーカーとしては底固いですね。

またIPOでの調達資金の使途としては、長期借入金の返済資金、広告宣伝費、設備資金、人材採用費、株式会社ゾフへの投融資が挙げられています。

幅広く資金用途はあるようなので、どこに注力するかはまだ決まっていないと想定されます。

まとめ

今回はIPO銘柄インターメスティックについて調査してみました。

  • メガネの製造,販売を手掛ける
  • ZOFFブランドで国内知名度は抜群。海外展開も積極的
  • 成長のカギはインバウンド消費の取り込み

眼鏡企業の業績好調な背景を受けて人気化するのではないかと感じています。

日本のモノづくり企業は海外への認知度、品質の高さで信頼度があります。

上場後の値動きに注目です。

☆他にも多数のIPO銘柄の分析を実施していますのでこちらから確認ください。

☆IPOのオススメ証券口座についてはこちらで紹介していますので、ご覧ください。

それではまた。

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