<屋外広告>378Aヒットの事業内容や将来性は?

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こんにちは。きんかぶるーむです。

2025年7月のIPO案件で、広告関連会社が7/4

東証グロース市場に上場します。

【企業名】ヒット(証券コード:378A)

初値は2166円で、公開価格の1500円を大きく上回りました。

期間(180日)でロックアップが設定されているので、上場後しばらくは需給が引き締まっていそうです。

2025年は他にも多数銘柄がIPOで上場を果たしています。

☆他の銘柄分析はこちらのIPOリストからご確認ください。

早速どのような企業なのか調査し、ヒットの特徴を確認していきます。

この記事でわかること
  • ヒットの会社沿革と事業内容
  • ヒットの業績とIPO資金用途
  • ヒットの将来性
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総合評価

総合評価:3/5点

  • 成長性:3点
    • コロナ後の成長性高い
  • 独自事業性:2点
    • 広告事業は競合多数。
  • 初値期待値:4点
    • 公募価格+44.4%

*このブログではIPO銘柄を成長性、独自事業性、初値期待値の3つの観点から評価し、総合評価としています。
*あくまで管理人の独自基準ですので参考程度でご覧ください。

ヒットの会社概要

会社沿革

•創業:1991年2月8日、「株式会社ヒットコーポレーション」として東京都豊島区池袋にて設立。
•主な活動:創業当初はビルボード(屋上看板)や壁面広告などアナログ屋外広告を中心に事業展開。不動産オーナーとの交渉力やロケーション選定力を強化。

*有価証券報告書および関連資料より抜粋して作成

1991年創業と古株ですが、広告関連で業績を拡大してきたようです。

屋外広告の可能性を追求しつつ、時代の変化に対応してデジタルサイネージなど動的な広告メディアの提供へも展開してきたようです。

ヒットの事業内容

ヒットは主に以下の4つの事業で成り立っています。

• 屋外広告媒体(特にデジタルサイネージ)の企画・運営

• 屋外広告を中心とした広告全般の取扱い

• 大都市の繁華街や主要道路沿いの巨大LEDビジョン設置・運営

• 広告主向けに多様な放映プランを提案し、広告の価値向上に注力

様々な広告形態での出展を可能にしているようですね。

ヒットの事業展望

ヒットの将来性を考える上で、以下が挙げられます。

海外展開を見据えている点はグッドポイントですね。

アジアが中心のようですが、2027年6月期の決算計上にあたり、大規模な投資が必要になりそうな点は注意が必要ですね。

•   好立地・大型・デジタル化を追求し、さらなる広告媒体の新規開発を継続。年間3〜5媒体の新規大型デジタル媒体開発を目指す。
•   媒体稼働率向上のため営業力やマーケティング活動も強化。
•   海外(主にASEAN)市場への進出戦略を推進、2027年6月期をメドに海外売上計上を目指す。
•   DX(デジタルトランスフォーメーション)推進により業務効率化・新事業の創出にも積極的

ヒットの業績推移

業績推移は以下の通りです。

 2020年
6月
2021年
6月
2022年
6月
2023年
6月
2024年
6月
売上高(百万円)2,1241,9012,6013,4364,122
経常利益(百万円)3082767051,1351,40

売上高・経常利益はコロナ禍後の2022年から急速に増加傾向にあります。

コロナ禍では多くの企業が保守的に投資を控えた影響が如実に出ています。

またIPOでの調達資金の使途としては、以下が挙げられています。

•   調達資金の主用途は「好立地の大型デジタル広告媒体の新設・既存媒体のリプレイス等、設備投資」。
•   2028年6月期までにかけて媒体設備投資に充当予定。
•   未確定の設備投資案件がある場合は、事業拡大のための運転資金や人件費・借入金返済等にも活用

まとめ

今回はIPO銘柄ヒットについて調査してみました。

  • 屋外広告事業で事業展開
  • 成長のカギはASEAN地域への事業拡大

地味な事業ですが、景気が良く広告出展が続く限りは収益も安定していそうです。

上場後も高いレベルでの成長が期待されますので、その点は注意が必要です。

上場後の値動きに注目です。

☆他にも多数のIPO銘柄の分析を実施していますのでこちらから確認ください。

☆IPOのオススメ証券口座についてはこちらで紹介していますので、ご覧ください。

それではまた。

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