こんにちは。きんかぶるーむです。
2024年12月のIPO案件で、ブランドバッグサブスク関連会社が12/13(金)に東証グロース市場に上場します。
【企業名】ラクサステクノロジーズ(証券コード:288A)
初値、公開価格未定。
期間(180日)でロックアップが設定されているので、上場後しばらくは需給が引き締まっていそうです。
2024年は他にも多数銘柄がIPOで上場を果たしています。
☆他の銘柄分析はこちらのIPOリストからご確認ください。
早速どのような企業なのか調査し、ラクサステクノロジーズの特徴を確認していきます。
総合評価
総合評価:X/5点
- 成長性:4点
- 黒字化達成。売上順調に増加
- 独自事業性:5点
- ブランドバックサブスクリプション。借り放題で類似の上場企業みかけない。
- 初値期待値:X点
- 公募価格+%
*このブログではIPO銘柄を成長性、独自事業性、初値期待値の3つの観点から評価し、総合評価としています。
*あくまで管理人の独自基準ですので参考程度でご覧ください。
ラクサステクノロジーズの会社概要
会社沿革
- 2006年8月31日:エス株式会社として設立
- 2007年11月:教育関連事業「エブリデイ出版」として英会話教材販売事業を開始
- 2007年12月:美容・健康関連事業「自然生活」として健康食品販売事業を開始
- 2015年2月:「ラクサス」の名称でブランドバッグのサブスクリプション型シェアリングサービス事業を開始
- 2017年1月:商号をラクサス・テクノロジーズ株式会社に変更
- 2018年4月:セカンドサービス「BagList(バッグリスト)」を開始
- 2019年7月:教育関連事業及び美容・健康事業より撤退
- 2019年10月:株式会社ワールドが発行済株式の過半数を取得し、親会社となる
- 2024年12月13日:東京証券取引所グロース市場に上場予定
*有価証券報告書より抜粋して作成
教育関連事業から2015年に転換点を迎え、ブランドバックのサブスクサービスで事業を成長させてきたようです。
2024年は貴金属関連のサブスク会社が詐欺容疑で飛んだニュースもあったようなので、ブランドの信頼性が最も重要視されますね。
ラクサステクノロジーズの事業内容
ラクサステクノロジーズはブランドバッグのサブスクリプション型シェアリングサービス「ラクサス」を主な事業としています。
月額定額制で良質なブランドバッグを借り放題にするもので、2015年2月にスタートしました。
- 20歳~50歳の女性を中心ターゲットとしている
- 2024年9月現在、有料会員数は1万9847名
- 利用期間が12か月を超える会員が全会員数の66.0%を占めている
- リユース市場を通じてバッグを調達し、自社スタッフがメンテナンスを行う
- 「買えちゃうラクサス」サービスでレンタル中のバッグを購入可能
ラクサステクノロジーズの事業展望
- AIやレコメンドエンジンを活用したコンバージョン率の向上
- パーソナライズ化によるカスタマーチャーンの抑制
- 機械学習を用いたトランザクション予測による業務効率の向上
- AWSの機械学習サービスを活用した顧客ニーズの事前察知と適切な対応
ラクサステクノロジーズの業績推移
業績推移は以下の通りです。
売上高・経常利益は順調に増加傾向にあります。
既に黒字化を達成しており、利益率も直近決算期は20%超えと高水準です。
またIPOでの調達資金の使途としては、以下が挙げられています。
- コア事業成長投資:
- レンタル用資産の購入資金:1,191,651千円
- マーケティング関連費用:150,000千円
- 事業開発資金:150,000千円
- 事業ケイパビリティの向上:150,000千円
まとめ
今回はIPO銘柄ラクサステクノロジーズについて調査してみました。
- ブランドバックのサブスクリプションサービスを展開
- ターゲットに20-50代の女性
- 成長のカギはAI等テクノロジーを活用した事業展開
モノのサブスクリプションサービスのみで上場している企業は少なく、特異性はありますね。
目新しさの面から人気化するのではないかと感じています。
上場後の値動きに注目です。
☆他にも多数のIPO銘柄の分析を実施していますのでこちらから確認ください。
☆IPOのオススメ証券口座についてはこちらで紹介していますので、ご覧ください。
それではまた。
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