こんにちは。きんかぶるーむです。
2023年10月のIPO案件で、シニアホームの紹介サービス関連会社が10/26(木)に東証グロース市場に上場します。
【企業名】笑美面(エミメン、Emimen)(証券コード:9237)
公開価格は1240円、初値は10/26に1801円となりました。
期間(90日or180日)か公開価格の1.5倍でロックアップが設定されているので、上場後しばらくは需給が引き締まっていそうです。
2023年10月は他にも多数銘柄がIPOで上場を果たしています。
☆他の銘柄分析はこちらのIPOリストからご確認ください。
会社名はエミメンと読むようです。初見では読めませんね笑
早速どのような企業なのか調査し、笑美面の特徴を確認していきます。
総合評価
総合評価:4.33/5点
- 成長性:4点
- 直近の伸び率は高い
- 独自事業性:5点
- シニアホーム紹介事業は独自性高い
- 初値期待値:4点
- 公募価格+45.2%
*このブログではIPO銘柄を成長性、独自事業性、初値期待値の3つの観点から評価し、総合評価としています。
*あくまで管理人の独自基準ですので参考程度でご覧ください。
笑美面の会社概要
会社沿革
年月 | 概要 |
2010年9月 | 大阪府大阪市浪速区に株式会社トータルプロデュース(資本金7,000千円)を設立 |
2012年1月 | 株式会社笑美面へ社名変更 シニアライフサポート事業開始 |
2017年10月 | 宅地建物取引業者登録 |
2017年11月 | シェアハウス事業(シェアハウスを含む賃貸物件の管理業務)を開始 第一種動物取扱業登録 ケアペッツ事業(ペットの看護・介護業務)を開始 |
2018年6月 | ケアペッツ事業から撤退 |
2019年5月 | アクサ生命保険株式会社と介護の分野における業務提携 |
2019年6月 | 大阪信用金庫と「職員並びにそのご家族介護支援サービス」において業務提携 |
2019年7月 | 住友生命保険相互会社と介護の分野における業務提携 |
2019年10月 | シェアハウス事業を譲渡 |
2021年7月 | ケアプライム事業開始 |
2021年10月 | 大阪信用金庫と「顧客介護支援サービス」において業務提携 |
2023年3月 | プラットフォーム「ケアプライムコミュニティサイト」リリース |
笑美面は2012年のシニアライフサポート事業から展開し規模を大きくしてきました。
ケアペッツ事業やシェアハウス事業も実施していましたが、撤退もしくは譲渡しており、現在はシニアライフサポートとケアプライム事業の2本柱のようですね。
金融機関や保険会社と関係性があり、業務提携で幅を広げているようです。
笑美面の事業内容
「高齢者が笑顔で居る未来を堅守する」を掲げ、シニアライフサポート事業、ケアプライム事業を主たる業務として展開しています。
高齢化が進む日本にとっては必要なサービスと考えられます。
笑美面の主たる事業の2つを以下で紹介します。
- シニアライフサポート事業
- 介護を必要とする方向けの対面サービスによるマッチングサービスを提供。入居対象者をシニアホームに紹介することで、対価としてシニアホーム運営事業者から入居のタイミングで紹介手数料を受領するモデル。
- ケアプライム事業
- 入居検討者の要望・ニーズに関する情報を提携シニアホーム及びシニアホーム運営事業者に提供することで、シニアホームのサービス向上に繋げる事業。
笑美面の業績推移
売上高・営業利益は2022年10月期に大きく増加しています。
赤字続きでしたが、売上高増加とともに解消され、黒字経営を実現しています。
またIPOでの調達資金の使途としては、事業成長のための新規拠点開設費、採用費及び人件費、広告宣伝費、システム開発費に充当する計画とのことです。
紹介料で稼ぐビジネスとなっていますので、効率的な入居者紹介が利益に直結しますね。
新規拠点の場所なども成長を左右する因子になりそうです。
まとめ
今回はIPO銘柄笑美面について調査してみました。
- シニアサポート事業で発展
- 高齢化社会において需要が高いサービス
- 成長のカギは新規拠点開発
高齢者向けのサービスはなかなかないので、目新しさの面から人気化するのではないかと感じています。
今後も高齢者は増え続けるので、サービス利用者も必然的に増加していくと予想されるので将来性もありますね。
上場後の値動きに注目です。
☆他にも多数のIPO銘柄の分析を実施していますのでこちらから確認ください。
☆IPOのオススメ証券口座についてはこちらで紹介していますので、ご覧ください。
それではまた。
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