【業務効率化コンサル】IPOドリーム・アーツの業績や将来性は?

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【業務効率化コンサル】IPO 4811 ドリーム・アーツの業績や将来性は? IPO分析

こんにちは。きんかぶるーむです。

2023年10月のIPO案件で、業務デジタル化・コンサルティングサービス関連会社が10/27(金)に東証グロース市場に上場します。

【企業名】ドリーム・アーツ(証券コード:4811)

初値は3005円、公開価格の2660円を345円上回りました。

期間180日でロックアップが設定されているので、上場後しばらくは需給が引き締まっていそうです

2023年10月は他にも多数銘柄がIPOで上場を果たしています。

☆他の銘柄分析はこちらのIPOリストからご確認ください。

ドリーム・アーツと聞いたときは、ゲーム会社かと思いましたが、コンサルティング会社のようです。

2023年に入ってからコンサル不況と言われ始め、コンサル人員があまり出していると聞きますが、早速どのような企業なのか調査し、ドリーム・アーツの特徴を確認していきます。

この記事でわかること
  • ドリーム・アーツの会社沿革と事業内容
  • ドリーム・アーツの業績とIPO資金用途
  • ドリーム・アーツの将来性
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総合評価

総合評価:3/5点

  • 成長性:3点
    • 直近決算期の伸び率は高い
  • 独自事業性:3点
    • コンサル業界の枠から出ていない
  • 初値期待値:3点
    • 公募価格+13.0%

*このブログではIPO銘柄を成長性、独自事業性、初値期待値の3つの観点から評価し、総合評価としています。
*あくまで管理人の独自基準ですので参考程度でご覧ください。

ドリーム・アーツの会社概要

契約 相談 コンサルティング

会社沿革

年月概要
1996年12月東京都新宿区に株式会社ドリーム・アーツ設立
1999年2月中小企業向けグループウェア「INSUITE® 99」の販売を開始
2000年9月中小企業向けグループウェア「INSUITE® 99」の後継製品「INSUITE® One」の販売を開始
2001年12月業容拡大に伴い広島市中区に開発拠点「広島ラボ」開設
2002年7月大企業向け情報ポータル「INSUITE® Enterprise」の販売を開始
2005年11月Webデータベース「SmartDB®」の販売を開始
2007年8月中国におけるソフトウェア開発・品質管理及び将来的な中国市場参入の拠点として中国大連に当社を完全親会社とする「夢創信息(大連)有限公司」を設立
2008年1月チェーンストア向けSaaS「店舗matic®」の販売を開始(株式会社ネクスウェイとの共同事業)
2010年11月チェーンストア向けSaaSを「店舗matic®」と自社ブランド「Shopらん®」のダブルブランドで販売開始
2012年1月株式会社インデックス沖縄の株式を51%取得し子会社化のうえ、名称を「株式会社ドリーム・アーツ沖縄」に変更
2014年5月沖縄県石垣市に24時間365日稼働のクラウド監視センターを設立
2014年10月「SmartDB®」のAPIを公開し多様なアプリケーションの開発基盤としての展開を開始
2017年9月「INSUITE®」および「SmartDB®」をクラウド基盤上で提供するDCS(DreamArts Cloud Service)の販売を開始
2018年12月大企業におけるクラウド利用の進展を受け、SaaSベンダーへのビジネスモデル変革のために新規顧客へのパッケージソフトウェア販売を停止
2019年8月マイクロソフトジャパン・パートナーオブザイヤー2019「Retail アワード」受賞
2019年11月DCS(DreamArts Cloud Sevice)を対象としてISMSクラウドセキュリティ認証を取得
2020年8月マイクロソフトジャパン・パートナーオブザイヤー2020「Social Responsibility アワード」受賞
2020年11月「INSUITE® Enterprise」の後継プロダクト「InsuiteX®」の販売を開始
2021年7月複数回にわたる株式追加取得で100%子会社となった株式会社ドリーム・アーツ沖縄を吸収合併
2021年11月「SmartDB®」にダイナミックブランチ機能(特許出願中)を実装
*有価証券報告書より抜粋して作成

創業当時のパッケージソフトウェアの開発販売から始まり、

パッケージソフトウェアのカスタマイズ開発やシステム構築・導入支援サービスの提供へと発展させたのち、各種SaaSの提供(クラウド事業)を行うに至っています。

2007年に中国拠点も構えており、中国需要も取り込んで現在に至っているようです。

ドリーム・アーツの事業内容

業務効率化 金 時間 質

ドリーム・アーツは主に以下の3つの事業で成り立っています。

  1. クラウド事業
    • 自社開発したアプリケーションソフトウェアをSaaSの形態で提供
  2. オンプレミス事業
    • 自社開発したアプリケーションソフトウェアを、オンプレミス環境で利用するパッケージソフトウェアとしてライセンス提供
  3. プロフェッショナルサービス事業
    • クラウド事業およびオンプレミス事業の各種サービスを提供するための請負事業

収益の内訳としては、クラウド事業、オンプレミス事業のソフトウェアメンテナンスがストック収益計上

オンプレミス事業のパッケージソフトウェアとプロフェッショナルサービス事業がスポット収益計上されます。

中長期でみると、ストック収益が会社の成長の基盤になるので、スポット収益案件からいかにストック収益案件に繋げられるかが会社の成長に繋がりそうです。

SaaSプロダクト「SmartDB®」は、プログラミング不要の「ノーコード開発ツール」であり、

直感的な操作と簡易な設定で、非IT人材による業務アプリケーションの開発を可能としています。

「ノーコード開発ツール」によって、導入企業は要件定義や仕様設計などのプロセスを短縮し、開発生産性の向上を実現できますね。

ドリーム・アーツの業績推移

ドリーム・アーツ 業績推移

売上高・営業利益はしばらく横ばいでしたが、2022年12月期は増加傾向にあります。

2022年12月期のストック収益割合は78.9%に及んでおり、中長期での収益体制は構築できているものと推測されます。

売上高が横ばいでしばらく推移していたことが気になりますね。

またIPOでの調達資金の使途としては、クラウドサービスの開発および顧客基盤拡充が挙げられています。

まとめ

業務効率化 DX化 デジタル化

今回はIPO銘柄ドリーム・アーツについて調査してみました。

  • SAAS事業で頭角を表す
  • ストック収益性高く、事業継続性、将来性高い
  • 成長のカギはDX化ツールとしての採用

SAASなどのプログラミング、コンサルティング系は人気化が期待できますね。

上場後の値動きに注目です。

☆他にも多数のIPO銘柄の分析を実施していますのでこちらから確認ください。

☆IPOのオススメ証券口座についてはこちらで紹介していますので、ご覧ください。

それではまた。

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