こんにちは。きんかぶるーむです。
2024年12月のIPO案件で、経理DX関連会社が12/23(月)に東証グロース市場に上場します。
【企業名】令和アカウンティングHD(証券コード:296A)
初値、公開価格未定。
期間(180日)でロックアップが設定されているので、上場後しばらくは需給が引き締まっていそうです。
2024年は他にも多数銘柄がIPOで上場を果たしています。
☆他の銘柄分析はこちらのIPOリストからご確認ください。
会計関連ではファーストアカウンティングやブリッジコンサルティングGなど、業務効率化関連として近年上場しています。
令和アカウンティングという企業ネーミングのインパクトが強いです。
早速どのような企業なのか調査し、令和アカウンティングHDの特徴を確認していきます。
総合評価
総合評価:X/5点
- 成長性:4点
- 独自事業性:5点
- 初値期待値:X点
- 公募価格+%
*このブログではIPO銘柄を成長性、独自事業性、初値期待値の3つの観点から評価し、総合評価としています。
*あくまで管理人の独自基準ですので参考程度でご覧ください。
令和アカウンティングHDの会社概要
会社沿革
• 2004年8月: 設立
• 2016年7月: 株式会社日比谷コンピュータシステム(HCS)からの株式移転により、株式会社HCSホールディングスとして設立
• 2016年8月: 子会社の株式会社アイシスを完全子会社化
• 2016年10月: 子会社の株式会社日比谷リソースプランニングがHCSからERP事業を吸収分割
• 2018年4月: 子会社の株式会社オートマティゴを設立
*有価証券報告書より抜粋して作成
令和アカウンティングHDの事業内容
令和アカウンティング・ホールディングスは、上場企業や大企業向けに高度な会計・経営に関わるサービスを提供しています。
主な事業内容は以下の通りです。
- 経理の日常業務、決算、連結、開示、M&A支援などの一気通貫サポート
- REITやSPC(不動産証券化事業)、医療機関向けのコンサルティングサービス
- 経理実務に関連する教育・派遣・紹介事業
令和アカウンティングHDの事業展望
• デジタル化やDX推進に積極的に取り組み、経理・会計プロセスの効率化を図る
• 現在の183社のクライアントグループをさらに拡大
• M&A支援事業やREIT関連サービスのシェア拡大を目指す
• 高品質なコンサルティングサービスの提供を通じて、顧客満足度の向上や市場シェアの拡大を図る
令和アカウンティングHDの業績推移
業績推移は以下の通りです。
売上高:
• 2020年3月期: 3億7089万円
• 2021年3月期: 12億8974万円
• 2022年3月期: 30億6563万円
• 2023年3月期: 38億8496万円
• 2024年3月期: 44億2340万円
経常利益:
• 2020年3月期: 7522万円
• 2021年3月期: 2億5592万円
• 2022年3月期: 3億8082万円
• 2023年3月期: 7億6732万円
• 2024年3月期: 8億2401万円
売上高は急速に増加傾向にあります。年20%程度の勢いで伸びていますね。
またIPOでの調達資金の使途としては、以下が挙げられています。
• 人材の採用と育成
• IT基盤の強化
• サービス拡充への投資
IT系の人手不足が続いているので、人材確保は継続的に必要になるようですね。
まとめ
今回はIPO銘柄令和アカウンティングHDについて調査してみました。
- 企業経理の効率化が主力サービス
- 成長のカギはREIT関係へのサービス展開
会計やM&A、決算関係はどの企業でも必要になるので、導入の範囲は幅広くありそうですね。
直近上場の経理関係企業は、株価が芳しくないのでそこまで人気化はしないのかもしれません。
上場後の値動きに注目です。
☆他にも多数のIPO銘柄の分析を実施していますのでこちらから確認ください。
☆IPOのオススメ証券口座についてはこちらで紹介していますので、ご覧ください。
それではまた。
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